森のささやき2003
2003年12月19日
木枯らし1号が吹き荒れる中、森ノ 宮の大阪府犬管理指導センターを 視察。健康福祉常任委員会ならび に決算特別委員会の場で「動物愛 護問題」についていくつか質問をし たが、野良犬や不用になって持ち込 まれる犬を実際に処分する現場を 見せていただき、大いに考えさせら れた。
現場は大阪府公衆衛生研究所に 続く、かなり老朽化した建物の1階事 務所と地下1階の犬の抑留所。事務 所前には数匹の犬を抱く観音様の 像が立っていた。地下へ降りていく と、物悲しい犬たちの鳴き声が聞こ えてきた。ここへ来た犬たちは1週間 滞在し、飼い主が現れなければ、処 分室に入れられる。滞在中は可能 な限り清潔に保たれ、きちんと食事 を与えられる。でもこれまでとまった く違った環境の中、恐ろしさ心細さは 如何ばかりだろう、と正視するのは つらかった。仕事として割り切らざる を得ないとしても、職員の方々のスト レスも大きいだろうと察する。
平成14年の犬捕獲数は1184頭、し かし驚いたのは何らかの事情で飼 い主から引き取った犬の数が1527 頭で捕獲数を上回っているのだ。中 には「病気で死ぬところを見たくない から」などという理由で持ち込んでく るという言語道断な飼い主もいると 聞き、やりきれない思いだ。狂犬病 予防法に基づく野良犬の捕獲数は 昨今激減しているとはいえ、野良 犬・野良猫を増やさない制度整備な らびに飼い主の責任を全うしてもらう よう意識啓発・指導を徹底すること が今後の大きな課題となる。
一方、平成5年から子犬の譲渡事 業が始まり、この日もかわいい子犬 が6匹、別の区画で飼われていた。 健康な子犬が選ばれ、一定期間育 てた上で、希望者に譲渡される。た だ、場所が手狭なため数に限りがあ り、希望者が半年くらい待たなけれ ばならないとか。生きのびることがで きた子犬たちには幸せな生活をして ほしいと願う。
質問でも触れたが、動物愛護条例 に基づく、新たなセンターの必要性 を強く感じる。人間が勝手にペット化 し、パートナーとして大きな恩恵を受 けている犬・猫たちが安心してこの 社会の一員となれるよう、制度や施 設などの整備をしっかりやっていき たい。
2003年12月07日
茨木市内一斉清掃。水尾4丁目の 児童公園のお掃除に参加。弥勒堂 という古くからのお堂を残し、そのま わりを整備し狭いながらも遊具を配 した公園となっている。イチョウなど の大木も残されていたので、地面は 落ち葉で埋まっていた。早速掃きだ し他のごみといっしょに袋に詰めて いったが、土に返せば堆肥にもなる のにもったいないなといつも思う。学 校や公園などをうまく使って、ごみや 落ち葉を堆肥化する仕組みをもっと 真剣に考えねばと思う。
残念なことがもうひとつ。公園に設 置されているゴミかごにごみがいっ ぱい。しかも散歩中の犬のフンが袋 に入れて捨てられていたり、弁当ガ ラやドリンクびんなど本来は家に持 ち帰るべきごみが捨てられていた。 地域の方々の要請もあり、ゴミかご の撤去を茨木市にお願いした。そう じの帰り、高瀬川にたくさんのアイガ モを見た。春、秋の川そうじの甲斐 あって、水はずいぶんきれいだ。鴨 たちの水かきもはっきり見えた。通 りがかりの親子が何組も立ち止まっ て眺めていた。
2003年12月06日
水尾小学校餅つき大会。運動場に かまどを設え、もち米を蒸し、もちを つき、丸めて黄な粉やしょうゆにま ぶすところまで、全工程を、PTAの お父さん、お母さん方が、手順良く 行っていた。子どもたちは、低学年 から順に、1人10回ずつもちをつい て、最後にもちを2個ずつもらって帰 っていた。
見ていて、子どもの頃の町内会で の餅つきを思い出した。父母や近所 のおじさん、おばさんたちが餅をつ いたり丸めたり、忙しく働いていた姿 が鮮明によみがえってきた。40数年 前の1シーンがこんなにくっきりと記 憶の底に焼きついていたことに驚い ている。子どもたちにいろんな楽しい 体験をさせてあげることが大切だと 思ったが、ただし、子どものために 行事を作るというよりは、大人同士、 地域社会でのつながりを作るうえで 必要な取り組みに、子どもたちも役 割をもって関わるということが大事だ と思う。
2003年12月04日
決算特別委員会最終日。9月定例会終 了後から断続的に行われた12日間の質疑 が終わった。決算委員会は各会派1〜数 名、全部で20人で構成されている。委員長 を除く19人が各日1時間以内の質問時間 が保証される。従って、早い日で10時〜18 時、遅くなった日は終了が9時半という日も あった。質問の詳細はこちらをどうぞ。
2003年08月22日
大阪府北部農と緑の総合事務所主 催の「大阪を食べよう―安全・安心 な大阪農産物を考えると―」というフ ォーラムに参加しました。パネリスト は大阪府「農の匠」に認定されてい る井関義次さん、池田市在住「遊食 邸」経営の伊藤睦美さん、阪急百貨 店生鮮MD部チーフバイヤーの大澤 健さん、大阪府立食とみどりの総合 技術センター主任研究員の田中寛 さん、そして我が茨木市見山の郷交 流施設組合代表理事の主馬野信芳 さんの5人でした。
生産者、消費者、その間に立つ 人、それぞれの立場で食の安全に どう向き合っているのか、理想と現 実をどう折り合わせるのか、どなた のお話も興味深く聞きました。主婦 からお弁当屋さんを経営するに至っ た伊藤さんは、今小6の子どもさん が2年のとき、学級園で野菜作りを 手伝ったことから、野菜作りの大変 さを経験し、大変な努力をして野菜 作りをしてみると、ある意味農薬は なくてはならないものと考えられたそ うです。とにかくどんな野菜もいとお しく無駄にしたくないと思うそうです。 害虫の農薬以外の防除法を研究さ れている田中さんは、薬とハサミは 使いよう、植物の病気をわかって、 それに合った薬を使うことが基本で すよと話されました。農を通じて、人 間は虫やカビと共存していることを わかってほしいとも言われました。そ の上で少しでも農薬を減らし、おいし い作物をつくるため、アイガモ農法 でお米作りをしている井関さんや、 病気を防ぐには良い土作りからと有 機肥料で土作りにとりくんでいる見 山の主馬野さんから生産者としての 取り組みが話されました。
最近府内各地でも注目されている 「見山の郷」は昨年10月にオープン し、都市の消費者に地場でとれた野 菜を提供し、身近な農業の存在や 新鮮な野菜のおいしさを知ってもら いたいという主旨で、農事組合法人 見山の郷交流施設組合の皆さんが 運営されている施設です。私も数回 訪れていますが、いつも多くの人で 賑わい、憩いの場所であり、また新 鮮でおいしい野菜を手に入れられる 場所として人気が高まっています。
安全で安心な食べ物への関心が 高まっている昨今、こうして生産者と 消費者が直接出会い、交流を深め ながら、お互いの生活を共に成り立 たせていく視点を持つような場をど んどん作ることが必要ですね。
2003年08月20日
大阪府教職員組合主催の夏季セミナ ーに参加。大阪府内各地から集まった 小、中、高校の教職員の皆さんと一緒 に勉強。教育基本法のこと、中教審に 諮問された初等中等教育改革のこと、 公務員制度改革のことや高校改革な ど、久しぶりに教育現場の現状や課題 についてじっくり話を聞き、考える時間 をもちました。課題は増えるばかり、ゆ とりのない実態がますます進んでいる 様子です。
先日、夏休みの小学校を訪ね、ゆっく り先生と話す機会を持ちましたが、「こ れぐらいゆったりした環境で普段も過ご せたら、もっと子どもたちにも、ゆったり 接することができるのに」と言っておら れたのが心に残っています。親や教師 にゆとりがなければ、子どもをしっかり 見つめ受け止めることも難しくなるのは 自明のことだと思います。
欧米ではすでに20人以下の少人数 学級が当たり前で、しかもその中でひと りひとりの個に合わせてカリキュラムが 組まれ指導が行われています。誰もが “教育”の大事さを語りながら、その教 育環境や条件整備が極端に遅れてい るのが日本の現状です。
「子どもの権利条約」にも謳われてい る「子どもの最善の利益を保障する」教 育環境や教育条件を作るために力を 合わせていきたいですね。
2003年08月12日
暑い毎日が続いていますが、昨年の 夏の暑さに比べると今年はずいぶんま しな気がします。しかも今年から我が家 にクーラーなるものが設置されましたの でなおさらです。我が家の猫ミーミー も、体をながーく伸ばしてゆっくり休んで おります。といっても設定温度は28度、 長時間つけることはないのですが。
「関空で冷房を1度上げただけで苦情 が殺到」という記事には考えさせられま した。赤字経営が続く関西国際空港会 社が「黒字転換には経費節減が不可 欠」と7月初めから旅客ターミナルの冷 房設定温度を例年の26度から27度に 上げたとたん、利用客から「暑い」と苦 情が殺到し、結局元に戻したそうです。 たった1度でも、関空の年間光熱費約 60億円のうち数千万円の削減ができる ところだったのに‥‥。
日頃から、あらゆる場所の冷房が冷 やしすぎだと感じている身には、なんと も残念な話です。
2003年07月21日
はらっぱ主催の夏祭りを3丁目のハロハロで開催しまし た。地域の夏祭りもそろそろ始まるシーズンですが、私たち は子ども主体のまつりをしようということで、子どもたちにも 出店してもらうことにしました。もういらなくなったおもちゃを 並べて売る子や、手作りの紙の魚と釣りざおで「魚つりコー ナー」を開く子など、子どもたちも楽しんで店を出していまし た。大人は汗だくでたこ焼き屋さん。初めてたこ焼きに挑戦 した人も、結構はまっていました。
2003年07月19日
プレーパークの日。朝から仕事が 入り、午後から片付けに間に合うよ うに大急ぎで帰ってきました。今日 から子どもたちは夏休み、解放感い っぱいに遊んでいました。夏の楽し みは何といっても水遊び。ほとんど の子どもたちが、竹で作った水鉄砲 を手に手に、一心に水を飛ばしてい ました。
2003年07月09日
午前中はマイペンライの活動に、タイから 研修に来ているメンバーの2人も一緒に参 加。絵本にタイ語の翻訳シールを貼り付け ながら、「早くタイの子どもたちに持って帰っ てあげたい」という彼女たちの意をくんで、 お土産に作成した絵本を持って帰ってもら うことにしました。
午後からは恒例の平和行進。日本各地 から広島を目指して歩いて「反核・平和」を 訴える行動です。私たちは高槻から歩いて きたメンバーから茨木市役所前で引継ぎ、 摂津市役所まで汗をふきふき、約3時間の 行程を歩きました。私もかれこれ25年にわ たって、地域の平和行進や沖縄の平和行 進に参加したり、広島・長崎の原水爆禁止 世界大会に参加したりしてきましたが、これ からも自分ができることを継続していきたい と考えています。
2003年05月07日
「民主党・無所属ネット府議団」の新人の ための研修会。大阪府の仕事や課題につ いてひととおり説明を受けたり、府の施設な どを視察し、先輩議員の方々との共通認識 を少しでも持てるようにと、開いていただき ました。この日は午前中の説明の後、りんく うタウンと母子健康福祉センターの視察を 行ないました。
2003年05月05日
子どもの日。あちらこちらで元気に泳ぐこ いのぼりを見ながら、子どもたちが元気に のびのび育っていってほしいと願いました。 (写真は見山の郷のこいのぼりです。)少子 化の流れはなかなか止まりそうもありませ んが、若いお父さんお母さんが安心して子 育てができる環境づくりや子どもができても 仕事を続けていけるような施策づくりに取り 組んでいきたいと考えます。
2003年05月01日
大阪地方メーデーに参加。大阪城公園に 10万人の働く仲間が集い、労働者の祭典 を祝いました。長引く不況がリストラ不安や 生活不安を増大させています。雇用の拡 大、創出やワークシェアリングを進めるな ど、連合と連携をしながら取り組んでいかね ばなりません。
2003年04月30日
今日から大阪府議会議員としての任期が スタートしました。今回の選挙で、私を含め 新たに32人の新人議員が誕生しました。私 は「民主党・無所属ネット」という会派に所属 し議会活動を行っていきます。たくさんのみ なさんに信託を受け、これから4年間大阪 府の発展とそこに暮らす市民のみなさんの くらしの安心のため、力いっぱいがんばりま す。
2003年02月13日
子育てネットのフリーマーケット。さまざま な手作り作品と、子ども服のフリーマーケッ ト。朝10時の開店に9時半頃からお客さん が並んでいました。熱気いっぱいの大盛 況。企画、準備、ビラ配布に奔走されたスタ ッフの皆さん、ご苦労さまでした。ひとつひと つは小さなグループだけれど、集まればこ んなに大きな力になると実感できた一日でし た。
特別出演で、茨木動物友の会の方々に も、写真展示をお願いしました。いつ見ても 胸をえぐられるような犬や猫たちの写真で す。人間の勝手で大阪府に持ち込まれ殺処 分される猫は年間9500匹だそうです。も し、これらの猫を温かく迎えてくださるご家庭 がありましたら、下記のアドレスにアクセスし てください。猫たちの顔写真が見れます。
http://www.pref.osaka.jp/doubutu/ JYOUTO/neko.htm
TEL 06−6941−0351
2003年02月09日
第3回ローズWAMまつり。「はらっ ぱ」も登録団体の一員として、展示と 民族音楽コーナーで参加。ペルーの ケーナを中心に、ヘーゲル&幸子、 田中今子、真下八十雄さんたちのグ ループが楽しいアンデスの音楽を演 奏してくれました。子どもたちも乗り 乗り。忙しい中でほっとできたひと時 でした。最近あちこちで、演奏活動も 活発化し、好評を博しているヘーゲ ルたち。学校やイベントでの要請が ある方はご連絡ください。
2003年01月26日
今年初のプレーパーク。公園で一日 過ごすのは寒いけれど、子どもたちの 居場所づくりを地道に進めていこうと、 スタッフも気合を入れて開きました。午 前中は中学校でのイベントもあり子ども たちもまばらでしたが、午後からはいつ ものメンバーの顔が見えていました。寒 いときには火の側が一番人気。と言う のは大人の話で、子どもはやっぱり風 の子でした。
2003年01月17日
阪神淡路大震災から丸8年が経ちまし た。午前5時47分、ちょうど朝の駅立ちの ために起きようとしていたときでした。私の 住む茨木市南部でも立っていられないほど の激しい揺れを経験し、おさまった後も真っ 暗闇、電気もつかず何が起きているのかま ったくわからない状況がずいぶん長く続いた 気がします。それでも身支度をして駅へ向 かおうとしていたのを昨日のことのように思 い出します。
直後に支援物資をもって仲間と車で現地 に何度か行きましたが、道路の端は瓦礫の 山、5、6階建ての建物の真ん中が押しつぶ されてぺしゃんこになっていたり、建ってい るビルも斜めに傾いてどこがまっすぐなの かわからなかったりという、かつて目にした 事のない光景を目の当たりにしたショックは 今も忘れられません。
あれから8年、表面上はずいぶん復興が 進み、繁華街などはきれいに、賑やかにな っていますが、ちょっと路地に入ると未だに 更地のままの空間がそこここにあり、暮らし の復興はまだ課題を残しています。さらに深 刻なのが、心に負った傷。とりわけ目の前で 親を無くしたり、死ぬほどの恐怖を味わった 子どもたちの心の傷は奥深く残っているよう です。息の長い地道な取り組みが必要だと 思います。
2003年01月13日
成人の日。新成人をお祝いする行事が各 地で行われました。茨木でも午前と午後2回 に分けて、お祝いの式典がありました。私も 会場前で若者たちにお祝いの言葉を送ると ともに、政治にしっかりと目を向けて欲しい と語りかけました。はじめは「政治なんて興 味ない」とそっけない返事を返す人も、いろ いろ話すうちに、「なんで高速道路ばっかり にお金使うの」とか「年金のことは心配や」と か「外交のことは気になるな」とか返してくれ ました。それら全部が政治に関わることであ り、政治は自分たちのものだと思う事こそ、 市民本位の社会をつくっていくことになると いうことを、若い人たちにも理解して欲しい と思います。あらゆる場面で若い人たちに 語りかけていきたいです。
2003年01月06日
今日から仕事始めの方も多かったことでしょう。私も久し ぶりに電車に乗って出かけました。阪急の茨木市駅から特 急電車に乗ったところ、何となくいつもと雰囲気が違うのに 気づきました。しばらくしてアナウンスがあり、「女性専用車 両」だということがわかりました。最近、朝夕のラッシュ時を 中心に増えているのは聞いていましたが、実際に乗ったの は初めてでした。
その昔大学へは混んだ電車で通学していましたから、身 動きできない状態で嫌な思いも幾度か経験しました。男性 の方々にとっても「痴漢行為」と誤解されるつらさもあったこ とでしょう。ぎゅうぎゅう詰の混雑状態が解消されないなら ば、このような「女性専用車両」は有り難い処置だと思いま す。
2003年01月01日
あけましておめでとうございます。いよいよ2003年(未 年)がはじまります。今年こそ元気の出る年にしていきたい ですね。わたしの年頭の誓いはやっぱり「政治の改革」で す。
「未(ひつじ)が来る」で「未来」となります。未来に責任の 持てる政治、21世紀にふさわしい「自立と共生」を本気で 進める政治にしていきたいと考えています。
漫画家の手塚治虫さんが生み出した鉄腕アトムの生まれ たのがちょうど2003年4月7日だそうです。「心やさしい科 学の子」鉄腕アトムが活躍する近未来がすでに現実になっ てきました。科学が本当に人類の幸せにつながるように、 人間だけがこの世界を支配するかのような傲慢さをもたな いように、心して生きていきたいと思っています。



